操作のしやすい教務システム・校務支援システムを使うことで、ICT担当の先生の負担は格段に軽減されます。ここでは、校務が属人化している理由と、属人化を防ぐ方法をご紹介します。
1975年に語学教育事業をスタートさせ、現在ではITコンサルティング事業から教育サービス事業など各種事業を幅広く展開。今回は校務調査チームが小学校の先生の働き方や 校務について調査し、唯一私立小学校に特化した校務システムを提供しているウェルダンシステム社取材協力・監修のもと、コンテンツ作成いたしました(2021年10月調査時点)。
新型コロナウイルスの感染拡大や、文部科学省が掲げる「GIGAスクール構想」の影響で、学校教育のIT化が急速に進められています。しかし、残念ながら、ITの普及にはまだまだ多くの課題が残されています。その原因の一つが、校務の属人化です。
「あの人にしかできない」といった特定の個人に依存した仕事、周囲に共有されていない仕事のことを属人化と言います。教員の仕事は、同じ学校に勤務していても、それぞれが別の教科・クラスを受け持つため、誰が何の業務をしているかわからない状況や、特定の業務について、決まった先生しか対応できない状況が生まれがちです。
とくにICT業務に関しては「一人の先生しか理解できていない」という状況が起こりがちで、その先生がいないと仕事が滞ったり、そもそも進められなくなるような状態の学校が少なくありません。教員の中には、年配層も多く、そもそもIT機器に苦手意識を持っている方が多いせいでしょう。仕事が忙しく、ITスキルを学ぶ時間がないのも原因かもしれません。
「わからない」からと、ITを拒み、従来の手書きに固執している教員もいます。
教員とは他人を教えることが仕事です。そのため、「自分は全てを知っていなければいけない」と思い込み、かえってITから遠ざかってしまうのかもしれません。 「無知だと知られたら、生徒から信頼されないのではないか」といった不安があるからこそ、知識のない教員、特に年配の教員はITを使おうとしないのです。
集計表や各種レポートをはじめ、さまざまな業務文書・帳票の作成に用いられているエクセル。校務をシステム化する際は、まず手軽にエクセルから導入しようとお考えの方も多いかもしれません。
しかし、エクセルは複数人が同時編集するのに不向きなツールです。やり方によっては同時編集も可能ですが、データの破損などリスクを考えると、基本的に、作業を行うのも管理をするのも一人の人が行うことが望ましく、結果的に属人化しやすくなってしまいます。
特に、ITスキルの乏しい教員同士では、ITスキルが高い先生に頼りきりになり、負担が大きくのしかかってしまうでしょう。
教員の中にはITスキルが低い人が多いため、詳しい先生にIT関連の仕事を一任する「属人化」が横行しています。操作のしやすい教務システム・校務支援システムを使うことで、ITスキルの低い先生もそれぞれ情報を管理できるようになり、ICT担当の先生の負担は格段に軽減されるでしょう。
ITリテラシーが低く、PCが苦手な先生でも使いやすいシステムを提供しているのが「スクールマスターZeus」です。公式HPで私立小学校の導入事例をいくつも公開していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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