ここでは、私立小学校の先生の働き方について、公立小学校との違いをご紹介します。
1975年に語学教育事業をスタートさせ、現在ではITコンサルティング事業から教育サービス事業など各種事業を幅広く展開。今回は校務調査チームが小学校の先生の働き方や 校務について調査し、唯一私立小学校に特化した校務システムを提供しているウェルダンシステム社取材協力・監修のもと、コンテンツ作成いたしました(2021年10月調査時点)。
公立小学校の先生は、地方自治体が採用する公務員です。これに対し、私立小学校の先生は、学校法人が個別に採用する会社員です。どちらも、生徒を相手に授業を行ったり、テストの採点や部活動の指導をするなど、基本的な仕事内容は同じです。学校教育法をはじめとする法規や、学習指導要領に基づいた指導を行います。
大きく異なるのは、定期的な転勤がない点です。公立学校では3~7年で違う学校へ異動しなくてはなりませんが、私立学校は、本人の希望や何らかの事情がない場合は、定年退職まで同じ学校で働くことが可能です。 ただし、公立小学校教員には、解雇されない・福利厚生が整っている・安定した収入が得られるなど、公務員としてのメリットもあります。
私立小学校は、多くの学校が、創立者の建学の精神をもとに独自性を発揮し、特色ある教育を実践しているため、教育理念・カリキュラム・キャンパス・校舎などが学校ごとに違います。宗教活動への制約もないので、キリスト教(旧教、新教)・仏教・神道など、宗教的な雰囲気のもと生徒指導や各行事等を行う学校も少なくありません。
私立学校の先生は、各学校の教育理念等に則って、挨拶の仕方や服装、行事の進行、学校によっては特別な授業(礼法や宗教)を行わなくてはなりません。この点で、教育方針や教育内容が教育委員会に統轄されており、画一的な教育を行っている公立学校とは一線を画しています。
私立小学校の場合、公立学校とは異なり、既存の枠にとらわれない自由な発想の下で、ユニークな授業を行うことができます。大学まで運営している学校も多い上、公立より授業料も高いため、その資金を背景にさまざまな取り組みを行うことができるのです。
これまでにも、アクティブ・ラーニングや探究型学習、コロナ禍でのリモート授業など、先進的な手法を早く採り入れ、成果を上げてきました。私立研究所や企業などと提携した授業を取り入れたり、他の学校にはない新しい手法を取り入れている学校もあります。
同じ小学校教員でも、公立学校と私立学校では教員の立場も仕事内容も大きく違います。どちらが忙しいというのは一概には言えません。ただ一つ共通して言えるのは、授業の準備や生徒と向き合う時間を作るためにも、「校務などの事務作業の負担は極力減らすべき」ということです。
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